2024年クリスマスプレゼントで彼女が喜ぶネックレス選び方ガイド|おすすめギフト特集
2024年11月19日更新
2024年クリスマスに彼女が喜ぶネックレスの選び方
クリスマスプレゼントとして定番のジュエリー・アクセサリー。
なかでも「ネックレス」は特別感たっぷりの、プレゼントに最適なアイテム。
リングのように細やかなサイズはなく、ピアスと違いピアスホールの有無を気にしない。
ネックレスにも「チェーンの長さ」という注意すべきポイントはありますが、そうはいっても他のジュエリー・アクセサリーアイテムと比べると制約が少ない、プレゼント向きのジュエリー・アクセサリーです。
2024年クリスマスプレゼントにネックレスのご購入を検討中なら、プレゼントに最適なネックレスの選び方のポイントを2つ抑えましょう。
プレゼントに最適なネックレス選びのポイントは「素材」「チェーンの長さ」
一粒ダイヤモンドネックレスに地金ネックレス。
「ネックレス」といってもその種類はさまざま。
自分用のネックレス選びとは異なり、大切な人への贈り物を感覚的に選ぶのは難しいなら、まずはアイテムの本質にこだわって。
「素材」から選ぶポイントをみていきましょう。
【素材】
ジュエリーを選ぶ際、最初に検討すべきポイントは「素材」。
プレゼントとして贈るなら、長く愛用してもらえるネックレスを選びたいですよね。
ゴールド・プラチナ・シルバーといった「貴金属(ききんぞく)」がおすすめ。
なかでも女性に人気の高いのは「ゴールド」に「プラチナ」です。
まずはその「色」に注目。
ゴールドは華やかで肌なじみが良く、プラチナは上品な輝きを放つなど、それぞれ異なる色の美しさがあります。
普段ジュエリー・アクセサリーを身につける方に贈るのなら、ゴールドとプラチナどちらを身につけているかをチェック。
あまり身につけない方であれば、どちらの色が似合うかを観察して選ぶことをおすすめします。
その次は「種類」に注目。
たとえばゴールド。定番のイエローゴールド以外にも種類があります。
イエローゴールド・ピンクゴールド・ホワイトゴールドなどの色の違いがあったり、「K18」や「K10」というように「品位(ひんい)」に違いがあります。
ここでゴールドの「品位」について、簡単にご説明しましょう。
品位とは、貴金属の純度を表すもの。
「K18(じゅうはちきん)」や「K10(じゅっきん)」という言葉を聞いたことはありませんか?
このように、ゴールドにおける品位は「K(カラット)」で表されます。
純金が99.99%以上のものを「K24(にじゅうよんきん)」。
純金75%に別種の金属を25%混ぜ合わせたものを「K18(じゅうはちきん)」と表記。
加えられる別種の金属を「割金(わりがね)」と呼びます。
純金はとても柔らかく、そのままではジュエリーとしての耐久性が低いため、別種の金属を混ぜることが一般的なのです。
割金には銀や銅、パラジウムなどが用いられ、割金を加えることで硬さだけでなく色味も変化します。
イエローゴールドとピンクゴールドで色味が異なる理由は、割金に用いられている金属が異なるため。
たとえば、「K18」。
割金に銀と銅を用いる場合は、銀の配分を多くするとイエローゴールドに。
銅の配分を多くするとピンクゴールドになります。
「K18イエローゴールド」と「K18ピンクゴールド」は純金が75%と同じ品位ですが、25%の割金の内容が異なるということを表しているのです。
基本的には品位が高い(純金に近い)と硬度は低くなります。
これが「K24(にじゅうよんきん)」のジュエリーが少なく、「K18(じゅうはちきん)」や「K10(じゅっきん)」のジュエリーが多い理由です。
このように、ネックレスの素材を選ぶ際は、貴金属の品位や色味、耐久性のバランスをみて選ぶと良いでしょう。
なお、ゴールドを例に紹介しましたが、プラチナやシルバーにも品位があります(二十四分率で表示されるゴールドと違い、千分率で表示されます)。
プラチナやシルバーは割金で色味が変わらない点はゴールドと異なりますが、ネックレスを選ぶ際のポイントであることを忘れずに。
さいごにもう一点、「素材」について重要なのが「金属アレルギーへの配慮」。
ネックレスは肌に直接つけるアイテムなので、アレルギーを引き起こしにくい素材選びも大切です。
ただし、どの金属にアレルギー反応を示すかは個人差があるため、彼女がいつも着けているアクセサリーの素材がわかるなら同じ素材を選ぶのがおすすめ。
一般的には貴金属、かつ品位が高い方が金属アレルギー反応が起こりにくいとされていますが、クリスマスプレゼントのネタバレにならない程度に探ってみてくださいね。
ぱっと見るだけでは素材の判別は難しいため、「刻印」を確認してください。
貴金属製のネックレスであれば、基本的に留め具部分に小さく品位の刻印があるはずです。
リングであれば内側に刻印があるため、彼女がいつも身につけているジュエリー・アクセサリーをさりげなくチェックしてみて。
【チェーンの長さ】
「素材」のつぎに検討すべきポイントは「チェーンの長さ」。
ネックレスの長さは、身につけた時の印象や着用感を大きく左右する重要なポイントです。
ここでは代表的なネックレスチェーンの長さ5種類と、それぞれの特徴や選び方をご紹介します。
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◎ チョーカー(35〜40cm)
首にぴったり沿う短めのネックレスを「チョーカー」と呼びます。
首元にゆとりがないため、できるだけ試着をおすすめしたい長さ。 -
◎ プリンセス(40〜45cm)
ネックレスのスタンダードな長さとされている「プリンセス」。
ペンダントトップが下がるデザインや一粒ダイヤモンドネックレスといったシンプルなデザインで採用されます。
首の長さや太さを選ばないため、初めて贈るネックレスに最適な長さです。 -
◎ マチネ(50〜60cm)
胸元にかかる、少し長めの「マチネ」。
縦の長さがある分存在感が際立ち、コーディネートに華やかさを加えたい時にぴったり。 -
◎ オペラ(70〜80cm)
「マチネ」よりも長く、胸下あたりまで垂れ下がる「オペラ」。
大きく揺れる動きで視線を引きつけるデザインは、重ね付けにも活用できます。 -
◎ ロープ(90cm以上)
ネックレスで一番長い「ロープ」。
とても長いように感じますが、通常は二重、三重にして使われます。
地金ネックレスというよりは、パールやビーズネックレスで多いデザイン。
ここであげた5種類の中で、最もプレゼントとして選ばれるのが「プリンセス」。
長すぎず短すぎない。
首周りに自然に沿う長さは、どんな場面でも活躍してくれます。
ネックレスチェーンの長さに特にこだわりがない場合は「プリンセス」を選ぶことをおすすめ。
もし、チェーンの長さに少し不安があるのなら。
チェーンの長さが調整可能なタイプかを確認しておくと良いでしょう。
アジャスターでチェーンの長さが調整できるネックレスや、スライドボールを動かして好きな長さに調整できるネックレスがあります。
その日のスタイルに合わせて、チェーンの長さを細かく調節できる点も魅力です。
チェーンの長さを調整できるネックレスを選びたいなら、「アジャスター付き」「スライド式」といったワードに注目してみましょう。
また、チェーンの長さの記述に「40〜45cm」と幅がある場合も、何らかの方法で調整可能と考えて良いでしょう。
彼女の好みに合わせたジュエリー選び
ここまでは贈る側の視点でネックレスを選ぶポイントを述べてきましたが、最も重要なのが「彼女」に喜んでもらえるかどうか。
これまでは「ネックレス」そのものに注視した選び方のポイントを述べてきましたが、つぎは視点を変えて彼女やパートナーのファッションや好みから、ネックレス選びを考えていきましょう。
シンプルな装いが好きで、ひとつのアイテムを長く着用されるなら「ベーシック」なネックレスを。
個性を重視するコーディネートやアクセントのある小物使いがお好きなら「パーソナリティ」溢れるネックレス。
華やかでエレガントなスタイルがお好きなら「ファッション性」のあるネックレスといったように、どのような「デザイン」を求めているかを、着用シーンから考えてみてください。
地金ネックレスなどの「ベーシックなネックレス」
一粒ダイヤモンドが留められたネックレスや、肌馴染みがよく程よい存在感のスキンジュエリー。
これらのシンプルで洗練されたベーシックなデザインは日常使いしやすく、どんなスタイルにも合わせやすいのが特徴です。
流行に左右されないベーシックさは、長年着用できるといった点が魅力。
結婚指輪や婚約指輪など、すでにお持ちのブライダルジュエリーとも合わせやすいのがベーシックなデザインのネックレスの大きなメリット。
ベーシックなネックレスといえば、一粒ダイヤモンドネックレス。
イニシャルなどのシンプルなモチーフをさりげなくあしらったネックレスも人気です。
ペンダントトップのないネックレスや、宝石を使用しない貴金属のみで作られたネックレスは「地金ネックレス」とも呼ばれます。
数年前から注目されている「スキンジュエリー」として、2024年も引き続き注目のデザイン。
モチーフや誕生石をあしらった「パーソナリティ溢れるネックレス」
好きなモチーフや誕生石といった、身につける人の個性をカタチにしたジュエリー。
クリスマスというロマンティックなイベントにふさわしいアイテムではないでしょうか。
ジュエリーにはさまざまなモチーフがあります。
月や星、ハートといった定番モチーフから、2024年のトレンドであるリボンモチーフなど、身につける人の好みや個性に合うものを選ぶことができるのです。
特に誕生石は、ジュエリー・アクセサリーならではの特別感を演出。
他にも366日すべてに宝石を定めている「誕生日石」や、結婚の周年記念に贈る「アニバーサリーストーン」といった選択肢も。
また、花に花言葉があるように、宝石にも宝石言葉があります。
彼女のイメージや、あなたが贈りたい宝石言葉で選ぶのも素敵ではないでしょうか。
華やかでコーデのアクセントとなる「ファッション性が高いネックレス」
大粒の宝石をあしらっていたり、動きのある曲線的なラインが目を引くネックレス。
このようなディテールに凝った華やかでファッション性のあるネックレスも、女性へのクリスマスプレゼントにおすすめです。
たとえば、複数の宝石をあしらったマルチストーンのネックレス。
たくさんの色の宝石を、ネックレスというひとつのアイテムにまとめて顔周りに彩りを。
マルチカラーならではの華やかな色のバランスは、一点あるだけで重宝するネックレスとなることでしょう。
おすすめダイヤネックレスランキング
クリスマスプレゼントとしてネックレスを選ぶ際のポイントを、「素材」や「ネックレスの長さ」、そして彼女に合わせた「デザイン」といった視点でみてきました。
ここまでのヒントで彼女に贈りたいネックレスのイメージは固まりましたか?
具体的なイメージが湧かなかったり、かえって迷ってしまった場合。
最もシンプルで多くの人に好まれる「ダイヤモンドネックレス」がおすすめ。
宝石の王様であるダイヤモンドを留めたネックレスには、どのようなデザインがあるでしょうか。
ここでは世代別に人気のネックレスをご紹介します。
20代〜30代に人気のネックレス
まだ手持ちのジュエリーも少なく、これから自分だけのジュエリーを集めていこうといった20代〜30代の女性。
だからこそ、シンプルで普段使いしやすいデザインのネックレスが人気です。
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◎ 一粒ダイヤモンドネックレス
チェーンの長さはプリンセス、ダイヤモンドのサイズは0.1〜0.3ct(カラット)がおすすめ。
控えめながらも小さすぎない0.1〜0.2ctの一粒ダイヤネックレスは、オンオフ問わずに活用できます。
もう少し存在感が欲しい方には、ほどよく主張してくれる0.3ctを。
また、「爪留め」に「フクリン留め」といった留め方によっても印象を大きく変えます。
そのため、ダイヤモンドネックレスが「どのような留められ方をしているか」にも注目してみてくださいね。 -
◎ ハートモチーフダイヤモンドネックレス
20代〜30代の女性には、甘いだけでない大人のハートモチーフがぴったり。
ハートカットのダイヤモンドや、地金でハートをかたどったものなど、ジュエリーにおけるハートの選択肢は実は豊富。ハートモチーフ選びは、上品さを感じるサイズ感がおすすめ。
遠目からみるとシンプルなネックレスだけれど、近くでみるとハート。
そんなギャップが普段使いしやすい好バランスです。 -
◎ マルチダイヤモンドネックレス
上品ながらもトレンドを意識したデザインなら、小粒のダイヤモンドがリズミカルに並んだデザインのネックレスを。
チェーンの緩やかなカーブに沿うよう横並びに配置したネックレスや、縦長に配置し揺れる細工を施したネックレスは、シンプルで使い勝手の良いプレゼントです。
■20代〜30代におすすめのネックレスランキング
40代〜50代向けの上品なネックレス
40代〜50代の女性には、少しボリュームのあるデザインやエレガントさを感じるネックレスが人気。
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◎ 一粒ダイヤネックレス
落ち着いた華やかさと気品を感じる一粒ダイヤモンドネックレスがおすすめ。
20代〜30代向けの一粒ダイヤモンドネックレスと異なり、0.3〜0.5ctと少し大きめのダイヤモンドが支持されています。
ダイヤモンドのカラーも、カラーレス以外にブラウンやイエローなどのファンシーカラーを選択肢に入れてみるのも良いですね。
また、カラットの大きな一粒ダイヤモンドネックレスには、鑑定書がついているものもあります。
特別なギフトの証にもなる「鑑定書付き」のネックレス。2024年最高のクリスマスプレゼントになるはず。
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◎ 馬蹄モチーフダイヤモンドネックレス
定番人気の「馬蹄(ホースシュー)モチーフ」のネックレスは、重ね付けを楽しみたい玄人向けのデザイン。
もちろん一本で着けても素敵ですが、合わせるモチーフを選ばないシンプルな造形が、重ね付け用ネックレスとしても選ばれています。開口部を上に向けたデザインは幸せを溜め込むとも信じられており、大切な人へのクリスマスプレゼントに最適ですね。
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◎ 色石×ダイヤモンドネックレス
カラーストーンとダイヤモンドを組み合わせたネックレスは、ひとつで存在感を放つデザイン。
その人独自のスタイルを作り上げた40代〜50代の女性だからこそ、似合うネックレスといえるでしょう。
特に色石の周りをダイヤモンドが取り巻いたデザインは、エレガントな大人の女性のためのジュエリー・アクセサリー。
■40代〜50代におすすめのネックレスランキング
おすすめ素材別ネックレス
すでにご紹介したように、ジュエリー・アクセサリー素材は「貴金属」が人気。
「プラチナ」と「シルバー」、そして「ゴールド」。
それぞれの素材にはどのような違いがあるのでしょう。
ゴールド・プラチナ・シルバーの特徴
高級感があり、温かみのある色合いで日本の女性に人気が高いとされている「ゴールド」。
肌なじみが良く、ピンクゴールドやホワイトゴールドといったバリエーションを楽しめるのが特徴です。
一方、白い金属である「プラチナ」と「シルバー」。
「プラチナ」は耐久性が高く、日常使いにも適した素材。
「プラチナ」と「シルバー」は色が同じと思われていますが、実は「プラチナ」よりも「シルバー」の方が「白い」金属。
「プラチナ」には独特の黒っぽさがありますが、基本的にはどちらの貴金属にも「ロジウムメッキ」がかけられているため、本来の色味は隠されています。
もうひとつ、白い金属にホワイトゴールドがあります。
こちらもメッキがかけられない状態では、白い輝きに少しの黄味を帯びています。
ここではそれぞれの貴金属の特徴やお手入れのポイントなども簡単にご紹介しましょう。
【ゴールドの特徴:品位】
純度(品位)によって色や耐久性が異なるゴールド。
まずは品位ごとの特徴からみていきましょう。
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◎ K24(純金、約99.99%以上)
純度が最も高く、非常に鮮やかな黄色をしている純金。
非常に柔らかく変形もしやすいため、あまりジュエリーには適していない素材(鍛造製法などは除く)。
同じように「K22」も、ジュエリーの素材として用いられることが少ない素材です。 -
◎ K18(約75%)
純金75%に割金25%を加えた「K18(じゅうはちきん)」。
純金ほど黄金色が強くなく、調和の取れた美しい金色をしています。
割金を加えることで硬度が増し、普段使いに適した素材として多くの「ゴールドジュエリー」に採用されています。
日本で「ゴールドジュエリー」といえば、一般的には「K18(じゅうはちきん)」を指します。 -
◎ K14(約58.5%)
純金58.5%に割金を加えた「K14(じゅうよんきん)」。
淡い色合いの黄色で、特にアメリカで人気があります。
日本やヨーロッパでは「K18」がメジャーでしたが、最近では採用するブラントも増えています。 -
◎ K10(約41.7%)
純金41.7%に割金を加えた「K10(じゅっきん)」。
ゴールドの色味がさらに薄く、非常に硬度が高いのが特徴。
表面に傷がつきにくく、手頃な価格で手に入れられる素材です。
【ゴールドの特徴:色】
つぎは「色」。
割金の種類によって変わると述べましたが、品位のほか割金の種類、そして割金の比率によっても色が変化します。
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◎ イエローゴールド
割金は銀、銅。
基本的に「ゴールド」といえば「イエローゴールド」を指します。
割金の比率は、銀と銅を均等に加える5:5(ゴーゴー)で自然な金色に。
または4:6(シブロク)または6:4(ロクヨン)もイエローゴールドの範囲内です。 -
◎ ピンクゴールド
割金は銅の割合を多めに、銀やパラジウムなどの白い金属を用いる「ピンクゴールド」。
K18PGの場合、割金の3/4以上に銅を用いています。 -
◎ ホワイトゴールド
割金はパラジウムやニッケル。
K18ホワイトゴールドの場合、割金のすべてにパラジウムなどの白い金属を用いています。
黄味を帯びているため、一般的には白く見せるためのロジウムメッキが施されます。このロジウムメッキは永続的なものでなく、使用年数を重ねるごとに剥げていくため定期的にメッキの掛け直しが必要です。
【ゴールドの特徴:価格】
金の純度が高いほど、価格も高価に。
ほぼ純金である「K24」は資産価値も高く、「K18」「K10」と数字が小さくなるほどにお手頃な価格となります。
【プラチナの特徴:品位】
ゴールドほど種類がないものの、プラチナにも品位があります。
ジュエリー用のプラチナは、純プラチナの含有量が850%である「Pt850」以上であることと定められています。
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◎ Pt1000(純プラチナ、99.99%以上)
ゴールドと異なり、プラチナとシルバーは千分率で品位を表示します。
純プラチナは少し重厚感のある美しい白色が特徴ですが、純金と同じくジュエリーとしての強度が低いため、ジュエリーに用いることは多くありません。 -
◎ Pt950(約95%)
割金はパラジウムやルテニウム、稀に銅。
硬度が高く、プラチナ本来の輝きが保たれる品位です。
表面に傷がつきにくいため、婚約指輪や結婚指輪などのブライダルジュエリーとして一般的な素材。 -
◎ Pt900(約90%)
割金はパラジウムやルテニウム、稀に銅。
Pt950よりもさらに傷がつきにくく、日常の摩耗にも強い素材です。 -
◎ Pt850(約85%)
割金はパラジウムやルテニウム、稀に銅。
純度が85%とやや低めですが、プラチナの白い輝きはしっかりと保ちながらも充分な硬度を示すため、おもにネックレスのチェーン素材に用いられます。
【プラチナの特徴:色】
ゴールドほどではありませんが、割金の種類や比率によりプラチナの光沢や色合いにわずかな差が生じます。
その差が小さく、多くの場合はロジウムメッキが施されているため、品位による差異が気になることはあまりないでしょう。
メッキは使用に応じて剥がれるため、定期的なメンテナンスを忘れずに。
【プラチナの特徴:価格】
ゴールドと同じく、プラチナの純度が高いほど価格も高価に。
「Pt999」が一番資産価値が高く、「Pt950」「Pt900」と数字が小さくなるほどにお手頃な価格となります。
【シルバーの特徴:品位】
ゴールドとプラチナに品位があるなら、もちろんシルバーにもあります。
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◎ 純銀(99.99%以上)
ゴールドとシルバーの例に漏れず、非常に柔らかいため傷がつきやすい純銀。
ジュエリーにはあまり適していません。 -
◎ SV950(95.0%)
割金はおもに銅。
加工性に富んでいますが、まだ少し柔らかい素材。 -
◎ SV925(92.5%)
割金はおもに銅。
「925(きゅーにーご)」と呼ばれる「スターリングシルバー」は、強度と光沢が程良いバランス。
熱処理の方法により、加工時は柔らかく、使用時は硬くすることが可能です。
【シルバーの特徴:色】
シルバーは「硫化(りゅうか)」による変色を防ぐために、プラチナと同じロジウムメッキが施されています。
このロジウムメッキはジュエリーに傷をつけにくくするといった効果を与えます。
また、シルバーにはゴールドメッキを施すこともあります。
K18イエローゴールドの色味を手頃な価格で楽しみたい方に、シルバーのK18イエローゴールドメッキのジュエリー・アクセサリーは人気。
ゴールドよりもシルバーの方が軽いため、重厚感のあるK18イエローゴールドを文字通り手軽に身につけられる点でも支持を集めています。
【シルバーの特徴:価格】
ゴールドやプラチナほど価格に差異は生じないものの、シルバーも純度が高いほど価格も高くなります。
「SV999」が一番高く、「SV950」「SV900」と数字が小さくなるほどに価格が低くなります。
ネックレス購入時にチェックすべきポイント
さて、クリスマスプレゼントに選ぶネックレスは決まりましたか?
2024年もあとわずか。
クリスマスまで残された時間も多くありません。
これ!というネックレスが決まったら、購入時にチェックすべきポイントも抑えて。
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◎ アジャスターの要否検討
ネックレスの長さは、アジャスターやスライド式チェーンで調節できると述べました。
選んだネックレスにアジャスターが付属していない場合、アジャスターチェーンを単品で付け足すのはいかがでしょう。簡単にネックレスの長さをプラスできるアジャスターチェーンは、せっかく贈ったのに着けられなかった!という悲しいミスも防ぐことができるので、プラスアルファのプレゼントとしてもおすすめ。
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◎ 注文から発送までの日数
クリスマス直前は、ギフト需要の高まりからジュエリーの注文が殺到。
そのため、発送日数に注意が必要です。注文受付から発送までの日数はアイテムによっても異なります。
さらに、カスタムデザインを行う場合であれば、通常よりも発送に時間がかかってしまうことも考えられます。クリスマス当日に間に合わせるためには、余裕を持った注目に加え、発送スケジュールを事前に確認しておくと良いでしょう。
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◎ 在庫数の確認
クリスマスの限定品や人気のネックレスは、クリスマスを待たずして完売する可能性があります。
そのため、贈るネックレスが決定した時点で、在庫数が少ないものは早めの購入手続きをおすすめします。
在庫切れであっても一度問い合わせを。
再入荷予定や、他店舗からの取り寄せ対応が可能かを問い合わせてみましょう。早期購入特典を設けているブランドもあるため、11月中に決めておくと安心ですね。
12月に入っても慌てず、在庫数に加えて発送予定日も確認してから注文手続きを行なってください。 -
◎ 素材の再確認
購入前に、選んだネックレスの素材をもう一度確認しておきましょう。
特にゴールドはイエローとピンクとカラーゴールドの種類が豊富。
特に通販で購入する場合、目視での確認が難しいため購入対象の素材を明確にしてから手続きに進んでくださいね。 -
◎ アフターサービスの有無
プレゼントの場合、修理に持ち込むのは贈った人ではなく贈られた人。
そのため、アクターサービスについても確認しておくとよいでしょう。
ネックレスのチェーン切れの対応ができるのか。
保証期間があればどのくらいなのか。
保証書または品質証明書がついているかもあわせて確認しておくと安心です。 -
◎ 保証書または品質証明書の有無
高価なネックレスの場合、保証書または品質証明書がついているかどうかも確認しておきたい点です。
購入店名のほか、ネックレスの素材や品質などの詳細が明記されています。
保証書または品質証明書は、修理やメンテナンスの際に役立ちます。
長く着用したいジュエリー・アクセサリーは、保証期間や保証内容も購入前に確認しておくと良いですね。 -
◎ メンテナンス方法の確認
選んだネックレスが長く美しい状態で使えるよう、メンテナンス方法も事前に確認しておきましょう。
特に、メッキをかけていないシルバーは硫化により黒ずみやすいため、専用のクロスやクリーナーも揃え、クリスマスプレゼントとして一緒に贈るととても喜ばれます。 -
◎ 購入特典やクリスマス限定サービス
クリスマスシーズンには、特別なキャンペーンや購入特典が設けられているブランドも多くあります。
たとえば、クリスマス限定のパッケージ。
購入金額に応じたノベルティのプレゼントなどがあります。また、ジュエリーボックスを包むラッピングサービスがクリスマス仕様に変更されることも。
いつも購入しているブランドでも、季節限定の特典やサービスを受けられると嬉しさがより増しますね。
おしゃれなギフトラッピングサービスの活用法
一年の中でも特別なイベントであるクリスマスだからこそ、重要なギフトラッピング。
クリスマス限定のラッピングを行なっていたり、いつもよりもラグジュアリーなラッピングに変更できたりと、多くのブランドでさまざまな取り組みを行っています。
ジュエリーそのものが美しいので「包装はシンプルでいい」と考える方もいるかもしれません。
しかし、特別なラッピングが加わることでプレゼントを開ける瞬間の楽しさも増し、喜びをより一層引き立てます。
包みをほどくときのワクワク感は、贈る側の気持ちが伝わる素敵な演出です。
大切な人のために選んだネックレスが、クリスマスならではのラッピングによりさらに特別なギフトになることでしょう。
ラッピングは有料オプションの場合もあるため、希望する場合は事前に確認。
ラッピングだけでなく、ジュエリーケースやブランド袋などのデザインもチェックし、プレゼントを一層魅力的に演出してください。
おしゃれなギフトバッグやケースは保存ケースとしても使用できるため、贈る相手にとって長く楽しめるギフトとなるでしょう。
ラッピングやボックスだけでなく、メッセージカードもセットでつけてくれるブランドもあります。
特別なひとときを過ごすためにも、ギフトラッピングの内容やオプションを活用し、贈り物に輝きを添えてくださいね。
まとめ
2024年のクリスマス。
彼女への特別な「プレゼント」として贈るネックレスは、「素材」や「チェーンの長さ」、「デザイン」から選ぶべきポイントを抑えましょう。
選ぶ基準がわからず迷ってしまう場合には、上品でどんなスタイルにも合うダイヤモンドネックレスを選んで。
クラシカルなベーシックデザインか、個性的でファッション性の高いデザインか。
彼女のライフスタイルや好みに合わせたネックレスを選ぶことで、より一層心に残るクリスマスを演出できます。
ポイントを抑えたギフト選びで、2024年のクリスマスが一生の思い出に残る日になることを願っています。